「変形性膝関節症・股関節の痛み」でお困りの方専門コース
『股関節の痛みを改善するには姿勢の改善が必要です!!』
こんなお悩みありませんか?
など、まだまだ沢山のお悩みがあると思います。
股関節の痛みは、非常につらいことだと思います。
今まで、できていたことができなくなり、色々と我慢することも多くなると思います。
そんな生活から抜け出すためには、まずは、ご自身の痛みの原因を知り、そしてその解決方法を知ることが重要になります。
・病院や接骨院、マッサージに通ったが、痛みがなかなか改善しなかった方
・その場ではいいが、また元に戻ってしまう方
・どこに行けばいいのか分からない方
そんなお悩みを抱えた方のための専門コースです。
【まずは姿勢をチェックしましょう!】
もしかしたら、あなたも医療機関などで「お尻の筋肉をつけましょう!」などと言われ、自己流で運動やストレッチを続けている、ということはありませんか?
運動やストレッチも、むやみやたらにやっては効果がありません。
効果がないどころか、かえって痛みを悪化させてしまう場合もあります。
あなたにとって、「本当に必要な」運動やストレッチを行うことが重要です。
では何からすればいいのか?
●まずは「姿勢」をチェックしましょう。
あなたに必要な運動やストレッチをやるためには、まずは姿勢をチェックすることが大切です。
姿勢は、その方のクセや特徴が出るので、負担のかかりやすい場所などが特定できます。
その負担をかけている場所を改善できれば、痛みの原因の改善にもつながります。
そして、その改善方法になるのが、「運動やストレッチ」です。
その中でも、普段わたしたちが股関節のお悩みをお持ちの方によく説明するものを2つご紹介します。
① 股関節の痛みが出やすい姿勢
② 姿勢に応じた運動やストレッチ
こちらの二つをご紹介します。
姿勢についてはご自身でも鏡でチェックしてみてください。
運動については動画も用意してありますので是非チェックしてみてください。
① 股関節の痛みが出やすい姿勢
大きく分けて2つあります。
【1つ目が写真のような姿勢です】
■ 姿勢の特徴
・反り腰である
・長時間歩くと太ももの前が疲れる
続いて歩いているときの動画です(>>動画はこちら)
■ 歩行の特徴
・左右に揺れるような歩き方
・右足が地面に着いたとき、うまく体重を乗せられない
こちらの写真と動画は当施設に来られている60代の女性です。
右股関節の前や後ろ側に痛みがあり歩くのが辛いというお悩みで来店されました。
分かりやすいように写真に線を引きましたが、この方は骨盤が前に倒れ反り腰になっています。
一見背筋を伸ばした良い姿勢に見えますが、実はこの姿勢が右股関節の痛みを引き起こしている原因です。
痛みを引き起こしている原因は、筋肉などがかなり硬くなり、股関節のあらゆる動きを制限することで、血流制限や神経の圧迫などをしていることが考えられます。
ところで、股関節に痛みのある方は、よく「軟骨がすり減っている」と言われることがあるかと思います。
そもそも、軟骨にはどのような役割があるのでしょう?
それは、ズバリ。
軟骨はクッションの役割をします。
軟骨がすり減るとクッションの役割が無くなるので、他の部分でクッションの役割をしなければいけません。
そこで出てくるのが筋肉です。
股関節周囲の筋肉を固めることで筋肉はクッションの役割をします。
つまり、軟骨のすり減りを筋肉で補うということです。
その結果、股関節の前の筋肉がかなり硬くなるので、骨盤は前に傾き、それに伴って背骨が反っていくので反り腰になっていきます。
さらに、筋肉は硬いままなので動きが制限されて、血流制限や神経の圧迫などを起こし、股関節の前や後ろが痛くなるのです。
合わせて、この姿勢は腹筋の力も弱くなっている状態です。
【2つ目の姿勢はこちらになります】
こちらの写真も当施設に来られた70代の女性の方です。
歩いていると股関節の前や腰に、重たい感じや痛みがあり、歩きづらくなるというお悩みで来店されました。
先ほどの姿勢とは異なり骨盤が後ろに傾き、猫背のような姿勢をしています。
この姿勢も痛みを引き起こしやすい姿勢です。
この姿勢はお尻の筋肉が硬くなります。
お尻の筋肉が硬くなることによって太ももの骨が前に押し出されます。
【通常の股関節の位置】
【お尻が硬くなった股関節の位置】
前に押し出された状態で股関節を曲げようとすると、股関節の受け皿と太ももの骨が衝突して痛みを引き起こしてしまいます。
例えば、歩いたり、階段を上る時に股関節を曲げると思います。
この時に股関節が痛むのです。
それだけでなく、お尻の筋肉が硬くて使えない状態なので、太ももの前の筋肉を過剰に使います。
その結果、太ももの前の筋肉はさらに硬くなり股関節の動きを制限します。
この2つが股関節の痛みを引き起こしやすい姿勢になります。
② 姿勢に応じたストレッチや運動
次に、姿勢に応じたストレッチや運動をご紹介します。
まずは先ほどの姿勢に合った運動をご紹介していきます。
こちらの姿勢は股関節の前の筋肉や腰の筋肉が硬くなり、股関節の動きを制限している姿勢でした。
その為、
・股関節の前をほぐすストレッチ
・腰の筋肉をほぐす
・お腹を鍛える
以上のような運動で姿勢を変えていくことが重要です。
それでは、実際にどのようにやっていくかをご紹介いたします。
まずは、【太ももの前をほぐす】
① 太ももの前にボールなどをあててほぐしていきます。
② 当てたら上下に動かしていきます。
硬い場所は痛いと思うので無理のない範囲で動いてみてください。1分間やっていきましょう。
※詳しいやり方はこちらをご覧ください。
症状などにより、この方法自体が難しいこともあるかと思います。
(そんな時は他の方法もたくさんあります。お気軽に私たちにご相談ください。
一度カウンセリングにお越しいただければ、色々と説明させていただくことができます。)
次に【太ももの前ストレッチ】
① 横向きで寝たまま肩~腰まで一直線にします。
② 上の足の甲を持ち後ろに引いていきます。
この時腰が反りすぎないように注意しましょう。30秒伸ばしていきます。
※詳しいやり方はこちらをご覧ください。
そして【ゴルフボールを使って背中をほぐす】
① ゴルフボールを背骨の横の筋肉に当てます。
② ボールを当てたら上下に動きます。
痛すぎて動けない場合はボールを当てたまま深呼吸をしていきます。1分間行いましょう。
※詳しいやり方はこちらをご覧ください。
次に【ドローイン(腹筋を使った運動です)】
① お腹のトレーニングです。手で示しているところを鍛えていきます。
② 上向きで寝て、膝を曲げます。
骨盤の横の筋肉に触れたままお腹をへこませます。
へこませると筋肉が動くので呼吸を止めないように10秒間息をします。
文章だと分かりにくいと思うので是非動画をご覧ください!
※詳しいやり方はこちらをご覧ください。
続いてこちらの姿勢に合った運動をご紹介します。
こちらの姿勢は、お尻やももの裏が硬くなり股関節の前に痛みを引き起こす姿勢でした。
その為、
・お尻をほぐす・ストレッチ
・ももの裏をほぐす・ストレッチ
・股関節の前を鍛える
以上のような運動で姿勢を変えていくことが重要です。
それでは、実際にどのようにやっていくかをご紹介いたします。
【お尻をほぐす】
① 写真の場所にボールを当てます。
② ボールを当てたら上下に体を動かしていきます。
この体勢が難しい方は横向きで寝てしまっても大丈夫です。1分間やっていきましょう。
※詳しいやり方はこちらをご覧ください。
次に【お尻のストレッチ】
① お尻のストレッチです。
1枚目の写真は片方の膝の上に片方の足を乗せます。体を前に倒すことでお尻の筋肉が伸びていきます。
1枚目の写真の体勢が取れない方は、2枚目の体勢でやっていきます。
上向きで寝たまま、股関節を無理のない範囲で曲げていきます。
斜め上向きに上げることでお尻が伸びてきます。30秒やっていきましょう。
※詳しいやり方はこちらをご覧ください。
そして【ももの裏のストレッチ】
① お尻~頭まで一直線にして座ります。
② お尻~頭まで一直線の状態で軽く膝を曲げ、骨盤から体を倒していきます。
ある程度曲げると、ももの裏が伸びてくるので、その状態で30秒キープします。
これで伸びない方は膝を伸ばしたまま体を曲げましょう。
※詳しいやり方はこちらをご覧ください。
最後に【腸腰筋トレーニング】
(腸腰筋とは、お腹の奥から股関節まで続く筋肉で、特に股関節を曲げる時に働く筋肉です。)
① お尻~頭まで一直線にして座ります。
② 骨盤が後ろに倒れないように体を真っすぐにしたまま股関節を曲げていきます。
股関節を繰り返し曲げていくと股関節の奥が熱くなる感覚が出てきます。
10回×3セットやっていきましょう。
※詳しいやり方はこちらをご覧ください。
これらの運動は無理のない範囲で行ってみてください。
先ほどご紹介した2名の方も上記のような運動を行い、痛みが改善してきています。
こちらの動画はトレーニング後の動画です。
それでは、これをはじめのトレーニング前と見比べてみましょう。
画像が二つ並んでいます。左がトレーニング前、右がトレーニング後です。
トレーニング前は、体重をうまく右足に乗せられませんでしたが、トレーニング後は体重が乗るようになってきました。
また、歩く速度も速くなっています。
トレーニング後は痛みなくスムーズに歩くことができると本人は仰っています。
続いてこちらです。
姿勢の違いを写真で見比べてみましょう!
左がトレーニング前、右がトレーニング後です。
この方はトレーニングにしばらく通って頂いていますが、姿勢が見違えるほど変わってきました。
衣服で骨盤の角度は分かりにくいですが、赤線が骨盤の角度を表しています。
後ろに傾いていたお尻が、トレーニング後は引きあがっています。
現在は股関節の痛みはなく、重い感覚だけ残っているので、今後はそこを改善するために筋力トレーニングをさらにやっていく予定です。
このように姿勢を変えていくことで股関節の痛みは変わっていきます。
以上のようにご紹介してきましたが、なかなかご自身で判断するのは難しい部分があるかと思います。
そんな方のために、まずは、カウンセリングでしっかりと状態を把握することをお勧めいたします。
当店のカウンセリングでは、姿勢や歩き方などから、あなたの問題点とその解決方法を導き出しています。
もし、あなたがどこに行っても変わらない股関節の痛みでお悩みでしたら、是非一度ご相談ください!
【ご相談はこちら】