【コラム】60代女性、浜松市で変形性股関節症の痛みを運動療法で改善したいあなた
こんにちは、Athlete Village浜松の椋本です。
私は、静岡県、愛知県、沖縄県を中心に店舗展開するアーチフィジカルケアグループのAthlete Village浜松に務めておりアスレティックトレーナーの資格を持っています。
アスレティックトレーナーとは、主に日常生活の質の向上、怪我のリハビリなどの運動指導を得意とするスポーツトレーナーの資格の1つです。
Athlete Village浜松では、動作分析やリハビリ、パフォーマンスアップトレーニングの指導を行っています。
今回は、「変形性股関節症」と診断されたあなたに、どのような改善方法の選択肢があるのかをお話していきます。
お伝えしたいことは2つです。
1つ目は、変形性股関節症に対しての改善方法はたくさんあるので
あなたにあった改善方法を選択してほしいことです。
2つ目は、運動することで痛みが軽減され、痛みの増強を防ぐことが可能なことです。
長年の股関節の痛み、悩みに対して、
診断されたものがどういうものなのか?今後何をすればいいのか?改善の余地はあるのか?
自分の好きなことを今後もしていけるのか?生活に支障が出ないのか?
こんな不安は尽きないはずです。その不安が少しでも軽減されれば幸いです。
まず、変形性股関節症とはどういうものなのかお話します!!
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関節には、関節自体の動きを滑らかにし、関節にかかる体重を吸収してくれる「関節軟骨」という組織があります。
この関節軟骨は骨の表面を覆っています。関節軟骨は70%が水分でできていると言われています。
この水分が普段の姿勢や生活習慣によって減少していきます。
姿勢不良により関節に対して同じ場所に負担がかかっているので、負担がかかっている部分の関節軟骨だけが減少していきます。
関節軟骨が減少すると、上手く関節がかみ合わず、関節の正常な動きが取れなくなり、痛みに繋がります。
原因はこれだけではありません。
様々な原因によって起こってしまう「変形性股関節症」は人によって症状にも違いがあります。
初期の段階では、関節を動かすときに痛む(関節の運動時痛)、体重をかけたときに痛む(荷重時痛)
次第に、痛みのある関節と痛みの無い関節で可動域の差が生じ、筋力にも差が生じてきます。
そして、痛みが増強し腫れてしまう場合もあります。
これは関節内に炎症が起こっている状態で関節に水が溜まっている可能性もあります。
痛い関節をかばうため、他の関節や痛くなかった所にまで負担がかかってしまいます。
変形性股関節症の方だと歩くのでさえ困難になります。
では、ここからが本題です。
変形性股関節症と診断されたら今後はどうすればいいのでしょうか?
改善方法の代表的な選択肢としては、
①手術療法
②薬物療法
③運動療法(リハビリ)
があります。今回はこの3つを説明していきます。
私たちの店舗では、手術療法、薬物療法は行っていませんが、あなたの選択肢の1つになればと思い紹介させて頂きます。
そして、どの改善方法も痛みは軽減されます。
「痛みをとるならこの方法しかない」と思わず、
あなたの関節の変形度合や年齢、他の部位への負担によって選択肢が違うことを理解し選択して下さい。
①手術療法
手術療法の中でも関節鏡視下手術、骨切り術、人工関節置換術などがあります。
近年は医療の技術も発展し、皮膚を切開する部分が小さくなっていますし、入院の期間も短縮しています。しかし、手術は固定、安静期間があるので筋力の低下が起こります。
そして、人工関節をいれる場合は15年から20年で寿命と言われており、再手術が必要です。
②薬物療法
関節内にヒアルロン注射や痛い部分に塗り薬、湿布の処方などがあります。
この治療法は炎症を抑えて痛みを軽減させるものなので、痛みが根本から治っているわけではありません。
③運動療法
弱くなった筋肉に力を入れやすくする運動や
関節自体の可動域を正常に戻し左右差をなくすことで、痛みのある関節の負担を増強しないようにするリハビリなどがあります。
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この運動療法は私たちの強みです。
あなたの股関節の痛みの原因を姿勢、歩行、関節の動きから分析し、負担がかかっている筋肉に対しては筋膜リリースを行います。
筋膜リリースとは、股関節の痛みが出ている部分に負担がかかり、硬くなっている筋肉に対して私たちの手でほぐすことを言います。
そして、痛みが出ている股関節周囲の筋肉を強化する運動をすることで、痛みが軽減し、更に痛みが増強しないように予防が出来ます。
なぜ、筋力の強化をするのか理由を説明します。
マッサージ、筋膜リリースをすると硬くなった筋肉はほぐれるので痛みは軽減します。
ですが、時間が経てば痛みが出てしまう。こんな経験ありませんか?
それは、筋肉を硬くさせる根本の原因があるからです。
それが「姿勢」です。
マッサージをすれば、硬くなった筋肉が動きやすくなるので、痛くない股関節の動きが可能になります。
ですが、時間が経てばまた痛くなってしまうのは
姿勢や股関節周囲が痛みの出やすい動きに戻っているからなのです。
筋肉を強くして、痛みが出ない姿勢を維持するために、運動、筋力強化が必要になります。
もう一度言います!
伝えたいことは
1つ目は変形性股関節症に対しての、改善方法はたくさんあるので
あなたにあった改善方法を選択してほしいこと。
2つ目は運動することで痛みが軽減され、痛みの増強を防ぐことが可能なこと。
痛みがなかなか引かないことで「ずっとこの痛みと付き合っていくしかない」と諦めないでください。
あなたにあった方法で痛みを軽減することが可能です。
私たちはあなたの痛みと向き合い
あなたが目標にしているゴールを「運動療法」を通して、一緒に達成するお手伝いが出来ます。
あなたの痛み、悩みに対して少しでも力になれると幸いです。