浜松にお住いの60代女性。股関節を曲げる時の痛みを改善するためにできること。
こんにちは、Athlete Village浜松の椋本です。
私は、静岡県、愛知県、沖縄県を中心に店舗を展開するアーチフィジカルケアグループのAthlete Village浜松に務めております。
私は、アスレティックトレーナーの資格を持っています。
アスレティックトレーナーとは、主に日常生活の質の向上、怪我のリハビリなどの運動指導を得意とするスポーツトレーナーの資格の1つです。
Athlete Village浜松では、動作分析やリハビリ、パフォーマンスアップトレーニングの指導を行っています。
早速ですが皆さん、股関節を曲げる動きといえば、どんなものを思い浮かべますか？
階段の昇り降り、靴下を履く動き、足の爪を切る動き、車の乗り降りする動き、、、
このように日常生活だけでもたくさんの動作を思い浮かべることが出来ます。
これを読んでいるあなたは、股関節周りの筋肉や靭帯を使いすぎている可能性があります。
整形外科でレントゲンやMRI、CTを撮って関節自体が変形していると言われた方はこちらへ
→→→股関節の後ろに痛みがあり日常生活に支障をきたす方はこちらへ
股関節を曲げて股関節の前面が痛い方に向けた今回の記事では、
①股関節、骨盤の動き
②筋肉や靭帯を使いすぎている根本的な原因
③痛みを改善するために出来ること
をお伝えします。
最初に股関節と骨盤の動きについてです。
実は、股関節を曲げる時は骨盤も少し動いています。
どんな動きかというと、股関節を深く曲げれば、骨盤も後ろに傾いていきます。
この骨盤の後ろへの傾きが出なければ股関節が上手く曲がることが出来ず、
周りの筋肉や靭帯を無理やり動かして曲げてくることになります。
その「無理やり」の動きが痛みに繋がります。
なぜなら、筋肉や靭帯にもそれぞれ特定の動きが決まっているからです。
特定の動きの範囲よりも過剰に使うことで痛みになってしまいます。
股関節の前面が痛い方は、股関節の前面の筋肉や靭帯を使いすぎています。
股関節前面の筋肉や靭帯の過剰な動きは、
骨盤の正常な動きが出ていないのが根本の原因に
なっている可能性が高いです。
動きを制限しているのは、股関節、骨盤の後ろの筋肉や靭帯、更に関節自体の動きがかたくなっているからです。
ですので、骨盤の動きを正常な範囲で動かしてあげることが大切なのです。
ここからは、股関節、骨盤の正常な動きを出すための2つの方法をお伝えします。
テニスボールがある方はご準備下さい！
テニスボールがない方はソフトボールやゴルフボールでも構いません。
ですが、ボールが硬いと股関節や骨盤に当たった時に痛すぎる可能性がります。
実際行ってみて痛すぎる場合は、ボールの上にタオルを置き、圧を緩和するようにしてください！！
1つ目は、股関節の前面です。
骨盤自体の動きを出していきます。
骨盤の前の骨の少し内側です。そこに、ボールを置きうつ伏せで寝転がります。
そのまま、骨の方向（外側）に向かって体を動かします。
この動きを痛気持ちいいぐらい圧で１分間体を動かして下さい。
2つ目は、骨盤の後ろです。
骨盤はたくさんの靭帯で構成されています。この靭帯がかたくなることによって骨盤の動きを制限します。
写真で見える白く骨と骨を繋いでいるのは、全て靭帯です。
お尻の中心近くにボールを仰向けで当てます。
そのまま体、全体を上下（頭からつま先の方向に）に動かします。
この動きも痛気持ちいいぐらいの圧で１分間ほぐして下さい。
この2つを行うことで、動かなくなっていた股関節や骨盤の動きを出します。
股関節と骨盤が動かないことによって、過剰に働いていた筋肉や靭帯の負担をなくすことで痛みが軽減されます。
今回は、「股関節を曲げた時に股関節の前面に痛みが出る」という限定した痛みに対しての記事になります。
もし、他の動きで痛い方は、LINEで体のお悩み相談を行っています。
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痛みがあり自分の好きなことを我慢している。
痛みや不安があり、新しいことにチャレンジ出来ずにいるあなたに、読んで頂き何かお手伝いが出来ればと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
