歩き始めに股関節の付け根の痛みを自分で治したいあなたへ
こんにちは、Athlete Village浜松の椋本です。
私は、静岡県、愛知県、沖縄県を中心に店舗を展開するアーチフィジカルケアグループのAthlete Village浜松に務めております。
私は、アスレティックトレーナーの資格を持っています。
アスレティックトレーナーとは、主に日常生活の質の向上、怪我のリハビリなどの運動指導を得意とするスポーツトレーナーの資格の1つです。
Athlete Village浜松では、動作分析やリハビリ、パフォーマンスアップトレーニングの指導を行っています。
今回は、歩き始めに股関節の付け根が痛くなるあなたにご自宅で簡単に出来る運動を3つお伝えします!!
ご自宅にあるボール(テニスボールやソフトボール)と椅子をご用意下さい。
では、さっそくお伝えしていきます!!
1つ目は、股関節の付け根の筋肉をほぐします!
ほぐし方
・ボールを股関節の付け根に当てます。
・ボールの位置が変わらないようにうつ伏せで寝転がります。
・ボールを付け根に押し当てながら動きます。
これは、股関節の付け根の硬くなっている筋肉をほぐす運動です。
痛気持ちの良い圧で筋肉をほぐすようにして下さい。この運動は1分間行います。
2つ目は、太ももの後ろの筋肉をほぐします!
ほぐし方
・床や椅子に座り太ももの後ろにボールを置きます。
・お尻から膝の後ろまでをボールを押し当てながら動かします。
ここの筋肉が硬くなってしまうと股関節や骨盤の動きを制限します。
1つ目の運動と同じで痛気持ちの良い圧で1分間ほぐして下さい!
最後は太ももの後ろを伸ばす運動です!
伸ばし方
・椅子に浅く腰掛けます。背筋を伸ばします。
・手を前に出し、お尻を持ち上げます。
この時、腰が丸くならないように注意しましょう!
この姿勢のまま、太ももの後ろをのばしていきます。
これは縮こまった筋肉を伸ばす運動です。
太ももの後ろが伸びた状態を5秒間キープします。これを5セット繰り返します。
以上3つになります。
では次に、なぜこの3つの運動が必要なのかご説明いたします。
歩き始めで股関節の付け根が痛い方の特徴として、、、
股関節から骨盤周りの筋肉が硬い傾向にあります。
同じ姿勢(長時間の運転、デスクワーク、台所の立ち仕事など)が続くと、同じ筋肉が疲れてしまって硬く縮こまってしまいます。
その硬くなった筋肉が歩き出すことによって、急激に引き伸ばされます。
急激に引き伸ばされた時に痛みが出ます。
なので、歩き始めは痛いが、少し歩けば痛みが軽減してくる方は多いのではないでしょうか。
急激に筋肉が引き伸ばされるのを防ぐためには、
日頃から筋肉自体を柔らかくしておく必要があります!
更に、この3つの運動は順番が大切です!
まずは、痛みが出ている筋肉(股関節の付け根)をほぐします。
次に骨盤の動きを制限している筋肉(太ももの後ろ)をほぐします。
この筋肉が硬くなると骨盤を後ろに倒します。そうなると、股関節の付け根に更に負担をかけてしまします。
この筋肉が硬いままでは、他の運動をしても痛みが軽減しない可能性が高いです。痛みが出ていないからと思わず、しっかりほぐすようにして下さい。
最後の運動は、太ももの後ろのストレッチです。
筋肉は硬くなると、筋肉自体の長さが短くなってしまいます。股関節を動かすのに必要な長さがあります(個人差がございます)。
短いままでは、先ほどお伝えしたように骨盤を後ろに倒し、股関節の付け根にかかる負担が軽減されません。硬い筋肉をほぐすと柔軟性は上がりますが、また元の短さに戻ってしみます。ストレッチをすることで股関節を動かすのに必要な筋肉の長さをキープすることが出来ます。ですので、先ほどお伝えした太ももの後ろを伸ばす運動が大切になってきます。
是非、実践してみて下さい!
最後に
この記事は、多くの方に当てはまるものではありません。
1人1人痛みが出る原因が違います。
私たちはあなたに合った痛みの改善方法をお伝え出来るのが強みです!
もし、興味があればLINEやメールからでもご相談下さい。
最後までお読み頂きありがとうございました。