正しい前屈が出来ている事で腰痛が改善される?!
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こんにちは、Athletevillage浜松店の伊藤です。
誰でも必ずと言っていいほど前屈はした事ありますよね!
みなさん前屈は床に指がつけば良いと思っていませんか?
実はそれは少し間違っています。
もちろん前屈の測定で床に指がつけば正常と判断されます。
しかし、ポイントは体のどこが優位に曲がっているかを見ることです。
では、正しい前屈を見てみましょう。
股関節がしっかり曲がり、胸部・腰部が緩やかに曲がっています。
これが正しい前屈です。
次に間違った前屈を見てみましょう。
①は股関節がしっかり曲がっていないため、腰部が過度に曲がってしまっています。
②は股関節と腰部がしっかり曲がっていないので、胸部が過度に曲がってしまっています。
①、②のような間違った前屈は腰痛の原因へと繋がります。
なぜ腰痛の原因となるのでしょうか?
体の関節は動くのに正常な角度がだいたい決まっています。
https://note.com/ash_llc_con_log/n/n85c1bd617649
胸・腰部が前に曲がる正常な角度は約45度となります。
①②のように胸部や腰部が正常な角度よりも曲がってしまうと腰痛の原因になります。
また②の腰部が正常な角度まで曲がっていない事も腰痛に繋がります。
股関節が正常な角度まで曲がらず、腰痛が発生している方が多いためそこにアプローチしていく必要があります。
日本人に多い姿勢でsway backという姿勢があります。
sway back姿勢とは、体を横から見た時に頭が前に出て、胸部が後ろに曲がっている、
骨盤が後ろに傾いて全体が前に出てしまっている姿勢をいいます。
いわゆる猫背の状態です。
ご高齢の方で背中が曲がってしまっている人をよく見ませんか?
https://www.mememag.me/hairbeauty/reading/12376/
それは長年その姿勢で生活していたため、関節の動きが制限されて曲がったままになっています。
またその姿勢だと骨盤が後ろに倒れているので前に曲げにくくなります。
そのため腰部が過剰に動いてしまい腰痛の原因になります。
骨盤が後ろに倒れている事によって、お尻の筋肉が短縮してしまいます。
そこを改善していく必要があります。
自宅で簡単にできるストレッチを2つご紹介します。
お尻のストレッチ①
仰向けで寝て膝を抱え込むようにして胸に引き付けます。
この時に対角の肩の方向に引き付けるようにするとより伸びます。
お尻のストレッチ②
椅子に座り、伸ばしたい方の足を片方の膝に乗せます。
手で足首と膝を抑えて、体を前に倒します。
①②のストレッチを左右20秒2セット行ってみて下さい!!
きっと少し体に変化が出ると思います!!
もちろんこれだけでは、腰痛が改善される方は少ないでしょう。
さらにストレッチ、トレーニングを重ねることが必要です。
正しい前屈ができていない、腰痛で悩んでいる方、他にも体のことで悩みがある方はぜひご相談ください。