椅子から立ち上がる時に股関節が痛い浜松に住む60代女性へ。立ち上がる前にこれをするだけで痛み改善！！
こんにちは、Athlete Village浜松の椋本です。
私は、静岡県、愛知県、沖縄県を中心に店舗を展開するアーチフィジカルケアグループのAthlete Village浜松に務めております。
私は、アスレティックトレーナーの資格を持っています。
アスレティックトレーナーとは、主に運動指導を得意とするスポーツトレーナーの資格の1つです。
Athlete Village浜松では、姿勢の評価を行い
痛みの原因を説明し、その方にあったリハビリやパフォーマンスアップトレーニングの指導を行っています。
今回は、椅子から立ち上がる時に
股関節に痛みの出る方に向けた記事となっております。
では早速、お話していきます。
椅子に座っている姿勢が悪いと立ち上がる時に
股関節に痛みが出やすいです。
あなたが座っている姿勢はこうなっていませんか？
この座り方は、股関節周りの筋肉に負担がかかり
立ち上がる時の痛みの原因となります。
負担がかからない座り方はこのような感じです↓↓↓
足を少し後ろに引き、背筋を伸ばし、
骨盤を立てるのがポイントです！
ですが、この姿勢をとり続けることは
腹筋、背筋に力を入れ続けないといけないので大変です。
机がある場合は腕を机に置き体を前傾させます。
この時に股関節から折り曲げるのがポイントです！
近くに机が無い場合は、
クッションを前に持ちましょう！
では、姿勢が悪いと
なぜ痛みに繋がるのでしょうか？
ここからはその理由を説明していきます。
痛みが出てしまう理由は、
筋肉や筋膜が動きにくくなっているからです。
筋膜とは、、、
筋肉を覆っている膜のことです。
筋膜は、筋肉同士がこすれあうことで起こる摩擦を減らす役割があります。
筋肉や筋膜が癒着（他の組織とくっついていしまう）ことで
筋肉の柔軟性が低下し、関節の動きに制限がかかります。
そして、動きに制限がかかった状態で立ち上がると
筋肉や筋膜が無理やり引き伸ばされ
痛みの原因となります。
なので、筋肉や筋膜の動きを出す必要があります！！
ここからは、椅子から立ち上がる時に痛みが
楽になる方法をお伝えします。
まずは、動きにくくなった筋膜、筋肉をほぐしていきます。
テニスボールやソフトボールを
股関節の前面（骨盤の骨の下）に当て、
うつ伏せになります。
圧を加えながら動いていきます。2分程度毎日行って下さい。
ボールが当たり痛すぎる場合は、
動かずに押し当てるだけでも効果があります。
次に、動きを出していきます。
椅子に座り姿勢を正します。
次に、股関節の前に手を置き、上から抑えます。
その姿勢のまま手を前にスライドさせながら
体を前に倒していきます。
＊手の力が抜けないように気を付けて下さい。
この動作を10回行います。
この運動を行ってから立ち上がることで
股関節の前の筋肉、筋膜が動きやすくなり、
痛みが軽減します。
是非、実践してみて下さい。
股関節の痛みがあると日常生活に支障があり、
不安も多いかと思います。
立ち上がり以外の動きで痛みがある場合は
お気軽にご相談下さい！
最後まで読んでいただきありがとうございました。
