太ももの外側の痺れ姿勢が原因!?
こんにちは、Athlete Village浜松の遠藤佑弥です。
私は、静岡県や愛知県を中心に店舗展開しているアーチフィジカルケアグループにてAthlete Village浜松に勤めております。
普段、歩いている時に太ももの外側が痺れてしまう経験はありませんか?
脚に痺れがあると坐骨神経痛ではないかと思われる方もいらっしゃると思います。
もしかすると坐骨神経痛ではなく姿勢が原因で痺れてしまう可能性があります。
今回は太ももの外側の痺れの原因とご自宅で簡単にできるアプローチ方法をお伝えします。
目次
1 痺れの原因(側方swayとは)
2 アプローチ方法
3 まとめ
1 痺れの原因
(側方swayとは)
まず初めに側方sway(スウェイ)とは簡単に言うと歩行時に骨盤を左右に揺らしながら歩いていることです。
普段立っているときや何かの待ち時間の時、写真のようにどちらかの足に体重をかけていることはありませんか?
この姿勢も側方sway(スウェイ)と同じです。
この姿勢が痺れの原因を作っているかもしれません。
なぜこの姿勢が原因になるのか説明します。
側方swayしていると太ももの外側は伸ばされ、内側は短縮している状態になっています。
ここで注目してもらいたいのは外側が伸張されているというところです。
外側の筋肉が伸張し、中の神経を圧迫している状態になります。
・側方swayなし ・側方swayあり
説明をすると、側方sway(スウェイ)していないとき、ゴム(筋肉)は引っ張られず、風船(神経)は潰されていません。
しかし側方sway(スウェイ)しているときはゴム(筋肉)は伸張し、風船(神経)を圧迫してしまいます。
このように神経(風船)を圧迫しすぎると痺れの原因になります。
これを改善するには短縮している内側の筋肉にアプローチすることです。
なぜ内側の筋肉にアプローチするか。
先ほども言いましたが、太ももの外側の筋肉が伸ばされ、太ももの内側の筋肉が短縮しています。
側方swayすることによって自然に太ももの外側の筋肉が伸ばされてしまいます。
太ももの外側の筋肉が伸ばされないためには、太ももの内側の筋肉を使えるようにすることです。
なので、太ももの内側の筋肉が使われていないと外側へ動いてしまうということになります。
逆を返せば、太ももの内側の筋肉が使えるようになれば側方swayはおきづらくなるということです。
内側の筋肉を機能させるために、リリース→ストレッチ→トレーニングをしていく流れになります。
2 アプローチ方法
リリース→ストレッチ→トレーニング の順でアプローチをします。
・内転筋リリース(1分)
うつ伏せになり膝と股関節を90度曲げてください。
床と内ももの間にフォームローラーを入れ左右に転がしてください。
フォームローラーがない方はテニスボールやラクロスボールを手に持ち内ももにゴロゴロするとリリースされます!
・内転筋ストレッチ(20秒~30秒)
ストレッチしたい脚を体の横に伸ばし、もう片方の脚を写真のように曲げてください。
ポイントとしては膝を曲げないことと、つま先を真上に向くようにするとより効果が得られます。
・内転筋スクワット(10回~20回)
開始姿勢は脚を肩幅より広めに開き膝とつま先を外側に向けてください。動作は太ももと床が平行になるまで下げてください。
(無理せず行ってください)
注意点として背中が丸まったり反りすぎたりしないように行ってください。また膝が前後左右にブレないように行ってください。
3 まとめ
痺れの原因は必ずしもこの理由ではありません。1人1人姿勢は違います。このような症状以外にも体のどこかが痛い、体の悩みがある方は是非ご相談ください。
いつでもお待ちしております。