名古屋市 60代以上の女性  膝の内側が痛くなる理由 原因と改善ポイントを解説!!

こんにちは、ARCH Village の遠藤佑弥です。

 

私は、静岡県、愛知県、沖縄県を中心に店舗を展開するアーチフィジカルケアグループのARCH Village に務めており、アスレティックトレーナーの資格を持っています。

 

アスレティックトレーナーとは、主に日常生活の質向上、怪我のリハビリ・スポーツ復帰までのリハビリ、パフォーマンスアップなど、運動指導を得意とするスポーツトレーナーの資格の 1 つです。

 

ARCH Villageでは、

お身体の不安や痛みをお持ちの方はもちろん、パフォーマンスアップなど目標に向かって頑張っている方のトレーニング指導をさせていただいています。

 

今回は膝の痛みの中でも「膝の内側が痛くなる理由」をお伝えしていきたいと思います。

 

今読んでいる方の中でこれらに当てはまる人はいませんか?

・歩くと膝が痛くなる。

・長時間座っていてからの歩き始めが痛い

・ずっと立っていると痛い など,,,

 

だんだん歳を重ねてきて「筋力が低下したから膝が痛くなる?」

 

その考えは間違いではないかも知れません。

 

しかし、ただそれだけの原因ではありません。

「動いてほしい関節などが動いてなくて膝に負担がかかったり」「筋肉の硬さが悪さをしたり」など、、、

 

原因をあげればたくさんあるかもしれません。

 

ここからは、

・膝の内側が痛くなってしまう原因

・改善のポイント

2つに分けてお伝えしていきます。

 

・膝の内側が痛くなってしまう原因

膝関節とは、

大腿骨(太ももの骨)、脛骨(すねの骨)、膝蓋骨(膝のお皿)の3つの骨で構成されております。

また、ふくらはぎの外側に腓骨という骨もあります。

画像:プロメテウス解剖学アトラス解剖学総論/運動器系 第2版より引用

 

膝関節の動きとして、屈曲(膝を曲げること)、伸展(膝を伸ばすこと)のほかにも内旋(内側に回転(捻る)動きのこと)、外旋(外側に回転(捻る)動きのこと)という動きがあります。

 

膝を伸ばしていくと脛の骨が外へ捻じれていき、膝を伸ばし切ると脛の骨が約10度外へ捻じれている状態になります。(スクリューホームムーブメント)

逆に、膝を伸ばした状態から膝を曲げていくと脛の骨が内へ捻じれていきます。

 

ほんの少ししか動かないのですが、この動きが非常に重要な動きになります。

 

ここからは、痛くなってしまう原因を説明していきたいと思います。

 

・大腿骨(太ももの骨)に対して、脛骨(すねの骨)が過剰に外に捻じれている

※下腿とは膝関節から足関節の間のこと

 

まずは、自分の脚をチェックしてみましょう。

 

 

長座位になり、膝を伸ばし、膝のお皿を手でつまみます。膝のお皿の下に少しボコッとしたところ(脛骨粗面)があると思います。

そのボコッとしたところ(脛骨粗面)が膝のお皿に対して外へ位置していたら、大腿骨に対して脛骨は外へ過剰に捻じれていることになります。

 

 

私の場合、左脚の方が外へ捻じれてします。

膝のお皿に対して右の脛の骨は中央辺りにありますが、左の脛の骨は外に位置しています。

 

先ほど説明しましたが、膝を伸ばしている状態で脛の骨が外へ捻じれることは正しい動きですが、過剰に捻じれてしまっていることが痛みに繋がってしまうと考えます。

 

大腿骨(太ももの骨)に対して脛骨(脛の骨)が過剰に外へ捻じれてしまうと、内側の筋肉は引き伸ばされてしまってストレスが加わります。

 

 

そのストレスによって膝の内側に痛みが出てしまうと考えます。

 

そもそもなぜ脛骨(脛の骨)が外へ過剰に捻じれてしまうのか。

それは、ふくらはぎの内側の筋肉や内側筋肉が硬くなっているからと考えます。

 

先ほどお伝えしましたが、膝の動きは曲げると伸ばす以外にも、伸ばしたときは脛の骨が外へ捻じれ、曲げた時には脛の骨が内に捻る動きがあります。

 

まとめると、

ふくらはぎの内側の筋肉やもも裏内側の筋肉が硬くなると、脛の骨が内側に捻る動きができなくなってしまいます。

 

そうすると、

「内側の筋肉の硬さで脛の骨が外へ押し出されてしまったり」、「内側に動かない分、外へ捻ったまま固まってしまったりしてしまい」、

太ももの骨に対して脛の骨が過剰に外へ捻じれてしまい膝に痛みが出てしまうと考えます。

 

 

・改善ポイント

ここからは、改善のポイントをお伝えしていきます。

おこなってほしいことは2つあります。

 

1つ目はふくらはぎの内側からもも裏内側をほぐすことです。

 

 

 

小さめのボールを持っている方は、長座位になりふくらはぎ内側~もも裏内側と床の間にボールを挟みほぐしてください。

 

ガンタイプの振動するリリースグッズを持っている方は、ふくらはぎ内側~もも裏内側にあててほぐしてみてください。

 

 

2つ目は膝を曲げていくときに脛の骨を内側へ捻じる運動をおこなうことです。

 

           ↓

膝を伸ばした状態で床に座ってください。その状態からふくらはぎを内側へ捻りながら膝を曲げてください。

 

 

先ほどお伝えしたように、膝を曲げるときの正しい動きは脛の骨が内側に捻る動きです。

過剰に外へ捻じれている方は筋肉の硬さの影響で内側へ捻る動きをしにくくなっていますので、まず初めにほぐして、そのあとに運動をおこなうようにお願いします。

 

 

以上、膝の内側へ痛みが出てしまっている原因と改善ポイントの説明でした。

 

膝の痛みの原因は、これだけでなく他にもたくさんあります。この改善方法で痛みが引く方もいれば引かない方もいるかもしれません。

 

人によって、身体の使い方や、姿勢、ライフスタイル、など違います。

 

同じ膝の痛みであっても原因は異なることだってあります。

 

お悩みの方は是非直接お身体を診させてください。

その痛みを改善し、生活を豊かにしませんか?

 

 

ARCH Village

名古屋市名東区宝ケ丘285 藤が丘スカイマンション1階

℡ 052-773-2990

アスレティックトレーナー 遠藤佑弥

 

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