名古屋市女性 変形性膝関節症と診断 原因は筋力不足?実は足関節も関係しているかも…

こんにちは、ARCH Village の遠藤佑弥です。

 

私は、静岡県、愛知県、沖縄県を中心に店舗を展開するアーチフィジカルケアグループのARCH Village に務めており、アスレティックトレーナーの資格を持っています。

 

アスレティックトレーナーとは、主に日常生活の質向上、怪我のリハビリ、パフォーマンスアップなど、運動指導を得意とするスポーツトレーナーの資格の 1 つです。

 

また、高校生の男子サッカー部にトレーナー帯同しております。

 

 

今回は「変形性膝関節症」についてお話していきます。

 

変形性膝関節症と診断された方は是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

まず最初に簡単に膝関節の構造から説明します。

膝関節は、大腿骨(太ももの骨)、脛骨(すねの骨)、膝蓋骨(膝のお皿)3つの骨で構成させています。

 

 

ではここから変形性膝関節症とは何か説明していきます。

 

変形性膝関節症は内側型と外側型2種類あります。

私の経験上、多くの方が「内側型」ですので今回は内側型についてお話していきます。

 

変形性膝関節症とは膝関節の「軟骨がすり減っている状態」です

 

皆さんは軟骨がすり減っているから痛みが出ていると思っていませんか?

 

実は

軟骨がすり減っている=痛み

ではないです。

 

ではなぜ痛みを感じてしまうのでしょうか?

 

軟骨はもともと、ツルツルしています。

しかし、軟骨がすり減ってしまうと、軟骨がザラザラ、トゲトゲになってしまい関節内の組織(関節包や滑膜、靱帯など)に傷をつけてしまいます。

それで痛みが出てしまうと言われています。

 

 

また変形性膝関節症には1~5までグレードがあります。

 

多くはグレード2から変形膝関節症と診断され、

グレード3以上になると手術を勧められることが多いです。

 

 

ここからはなぜ「変形性膝関節症」になってしまうのかを説明します。

 

変形性膝関節症(内側型)の多くは脚が内反変形(O脚)しています。

画像 https://www.jinko-kansetsu.com/ask/219/ より引用

 

上記の写真のように

O脚になると膝関節の内側は狭くなります。

 

この状態のまま日常生活を過ごすと、常に膝の内側に体重が加わり圧迫されてしまい痛みが出てしまいます。

 

なので、変形性膝関節症(内側型)多くはO脚のような脚をしています。

 

 

ここからはO脚になってしまう原因をお話していきます。

 

一般的には高齢者、筋力不足、肥満、膝関節そのものに原因と言われています。

 

私はこのほかにも原因があると考えます。

その原因は足関節(足部)にもあると思います。

 

今皆さん、足部と膝は関係あるの?と思われた方がほとんどだと思います。

ここから細かく解説していきます。

 

足部は体の中で唯一地面と触れ合う場所になります。

足部の動きが悪かったりしてしまうと、足部の上にある関節(膝や股関節、腰など)で代償してしまい痛みに繋がることもあると考えます。

 

結論から言いますと、

扁平足になるとO脚になりやすくなり、痛みが強く出ると考えます。

 

扁平足とは

「足の裏の土踏まずが潰れている足」と一般的には言われています。

 

 

ここで1つ、距骨という骨の動きが重要になります。

 

距骨は足部とすねの骨をつなぐ骨になります。

 

扁平足になると距骨は下内方へ(内旋、底屈)動きます。

この動きが膝に大きく影響すると考えます。

 

・正常

 

・距骨内下方(内旋底屈)

 

上記の写真のように

距骨が下内方へ動くとそれに連動してすねの骨は外側に倒れる動きをします。

 

すねの骨が外側に倒れてしまうとO脚の形と同じになり、膝の内側は狭くなってしまいます。

 

このように足部の動きが膝へ影響することはなんとなく理解できたでしょうか?

 

 

 

ここからは改善方法をお伝えします。

 

膝周りの筋肉にアプローチしたり膝周りからO脚を治そうとしても、先ほど説明したように足部の動きや機能が改善しないとまたO脚になってしまうと思います。

なので、インソールの作成をオススメします。

 

私たちは完全オーダーメイドでインソールを作成させていただいております。

 

インソールを作成することにより、偏平足などを改善するほかにも、膝の痛み、股関節の痛み、腰の痛みなども改善させる効果があります。

その理由として、先ほども言いましたが足というのは唯一地面と触れ合う場所です。

足部の動きが悪いのを膝や股関節、腰で代償し痛みに繋がっていることもあると考えます。

なので、足部の動きを変えるだけで痛みは引くこともあると考えます。

 

また、

インソールの入った靴を履いて歩くだけで足を正しい方向へ導いてくれます。

歩けば歩くほど正しい方向へ導いてくれるので、痛みの変化などは早めに実感しやすいです。

 

 

 

私たちは身体の痛みを根本から治すことを得意としています。

インソール作成以外にも、トレーニング指導(リハビリ)、パフォーマンスアップも得意です。

 

なにかお身体で悩みがありましたら気軽にご相談ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

ARCH Village

名古屋市名東区宝ケ丘285 藤が丘スカイマンション1階

℡ 052-773-2990

アスレティックトレーナー 遠藤佑弥

この記事が役に立ったら、ぜひシェアをお願いします!

LINEでお問い合わせ