名古屋市名東区 40代以上の女性 なぜか片方だけ腰痛がある方へ
こんにちは、ARCH Village の遠藤佑弥です。
私は、静岡県、愛知県、沖縄県を中心に店舗を展開するアーチフィジカルケアグループのARCH Village に務めており、アスレティックトレーナーの資格を持っています。
アスレティックトレーナーとは、主に日常生活の質向上、怪我のリハビリ、パフォーマンスアップなど、運動指導を得意とするスポーツトレーナーの資格の 1 つです。
ARCH Villageでは、
お身体の不安や痛みをお持ちの方はもちろん、パフォーマンスアップなど目標に向かって頑張っている方のトレーニング指導をさせていただいています。
また、高校生の男子サッカー部にトレーナー帯同しております。
普段生活をしていて、なぜか片方だけの腰が痛くなることはありませんか?
ずっと片方の腰が痛い方もいれば、気づいたら片方の腰が痛くなる。
人それぞれだと思います。
また、
腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症とも診断されていない。
原因が分からない、、、
そんな方へ是非最後まで読んでいただきたいと思います。
なぜ、
「片方だけの腰が痛くなるのか」
原因を説明していきたいと思います。
結論から言いますと、
片方だけの腰が痛くなる場合は、「腰方形筋」という筋肉が痛みを引き起こしていることが多いと考えます。
まず、
腰方形筋とはどこの筋肉なのかを説明します。
名前の通り腰方形筋とは、腰の筋肉であり、
第12肋骨(一番下にある肋骨)から腸骨稜の後方(骨盤の後方)に付着し、腰の深部にある筋肉です。
ここからは、
なぜ痛みが出てしまうのか、片方だけ腰が痛くなってしまう原因を説明します。
ここまでで、
「腰方形筋をほぐしたりマッサージしたら改善するのでは?」
と思われた方は少なからずいると思います。
筋肉をほぐすことはとても重要なことです。
しかし、
腰方形筋をほぐしても根本となる原因を改善されなければ再発をしたり痛みを繰り返してしまいます。
その根本となる原因は何か、、、
片方の骨盤だけ前へ出ていることです。
※痛みがある方でもない方でも、多少左右の骨盤は回旋差があります。
片方の骨盤が前へ捻じれてしまうと腰方形筋は引き伸ばされてしまい、伸張ストレスが加わります。
※プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論・運動器系(第2版)より引用
また、
腰方形筋は胸腰筋膜(きょうようきんまく)という組織の中になります。
胸腰筋膜も一緒に引き伸ばされることで、その中にある腰方形筋は圧迫されてしまいます。
想像しにくいと思うので以下の写真を見てみてください。
※茶色テーピング→胸腰筋膜
青いボール→腰方形筋
・通常
・胸腰筋膜に引っ張られている腰方形筋
このように骨盤が前に出ている方は腰痛に大きく影響してしまうと考えます。
ここからは、
根本の原因である、片方だけの骨盤がなぜ前へ出でしまうのかを説明します。
それは、、、
お尻やもも裏の筋肉が硬くなると骨盤が前へ出でしまうと考えます。
上記の写真のようにお尻やもも裏の筋肉が短縮してしまうと骨盤が前へ押し出されてしまいます。
まとめます。
「腰方形筋」をほぐすこともよいですが、根本の原因である「片方の骨盤が前へ出でしまう」ことを改善しなければまた腰を痛めてしまうと考えます。
また、片方の骨盤が前へ出でしまう理由は、お尻やもも裏の筋肉が硬くなっていることと考えます。
なので、お尻やもも裏の筋肉にアプローチをする必要があります。
では、どのようにアプローチすればよいかを説明します。
リリース(ほぐし)→ストレッチ→トレーニングです。
なぜこの順番なのか?
①硬くなっている筋肉を柔らかく動かしやすくするためにリリースを行う
②柔らかくなった筋肉を正しい長さに戻すためストレッチを行う
③適切な状態で筋肉が力発揮できるようにトレーニングを行う(筋力で正しい姿勢を保持できるように)
この順番で1日2~3回行うようにお願いします。
今回は一部のメニューをお伝えします。
・ハムストリングス(もも裏)リリース
小さいボール(ラクロスボール、テニスボールなど)を用意してください。
床に座ります。椅子ともも裏の間にボールを挟み前後や左右に動き、もも裏をほぐしてください。
この後にストレッチとトレーニングが必要となります。
このように私たちは、痛みに対して根本となる原因を探し改善させていただいております。
腰の痛み以外にも膝痛、股関節痛、肩こりなどにも対応しています。
アプローチ方法や痛みに対しての原因を知りたい方は是非一度カウンセリングへお越しください。
ARCH Village
名古屋市名東区宝ケ丘285 藤が丘スカイマンション1階
℡ 052-773-2990
アスレティックトレーナー 遠藤佑弥