名古屋市名東区 変形性股関節症の原因と改善方法を徹底解説!!

こんにちは、ARCH Village の遠藤佑弥です。

 

私は、静岡県、愛知県、沖縄県を中心に店舗を展開するアーチフィジカルケアグループのARCH Village に務めており、アスレティックトレーナーの資格を持っています。

 

アスレティックトレーナーとは、主に日常生活の質向上、怪我のリハビリ、パフォーマンスアップなど、運動指導を得意とするスポーツトレーナーの資格の 1 つです。

 

ARCH Villageでは、

お身体の不安や痛みをお持ちの方はもちろん、パフォーマンスアップなど目標に向かって頑張っている方のトレーニング指導をさせていただいています。

 

また、高校生の男子サッカー部にトレーナー帯同しております。

 

股関節の痛みは辛いですよね。

 

例えば、

・階段の昇り降りが痛い

・椅子からの立ち上がりが痛い

・靴紐を結べない  など、、、

 

そもそもなぜ、

股関節に痛みがあるのか、曲げづらくなってしまったのか。

 

また、

変形性股関節症と診断され、手術を勧められいているが手術をする決断が難しかったり、出来れば手術をしたくないという方は多いと思います。

 

そのような方たちが多く私たちのもとへ来られます。

 

今回は、

①変形性股関節症とは何か

②原因は何か

③改善方法はあるのか

 

 

この3つに絞ってお話をしていきたいと思います。

是非最後まで読んでいただき、少しでもお力になれればと思います。

 

①変形性股関節症とは何か

 

まず、最初に股関節の構造から説明します。

 

股関節は、

大腿骨(太ももの骨)の大腿骨頭(大腿骨の丸い部分)と骨盤の寛骨臼(受け皿)が組み合わさって構成されています。

画像:プロメテウス解剖学アトラス解剖学総論/運動器系 第2版より引用

 

では、ここから変形性股関節症とはなにか説明していきます。

 

一般的に変形性股関節症とは、

「股関節の軟骨がすり減ってしまっている状態」、「関節の隙間が少なくなっている状態」

と言われております。

 

 

変形性股関節症は2つの種類に分かれます。

 

一次性変形性股関節症二次性変形性股関節症

 

一次性変形性股関節症とは、

加齢や肥満などが原因と言われています。

 

二次性変形性股関節症とは、

何らかの形態異常、股関節疾患などが原因と言われています。

その中でも、生まれつきの股関節の脱臼(先天性股関節脱臼)や股関節の発育が悪いこと(臼蓋形成不全)などが90%以上を占めていると言われています。

 

 

②原因は何か

先ほど説明したように、

加齢や肥満、生まれつき股関節形成異常が原因と言われています。

 

私は、他にも原因があると考えます。

「内転筋」です。

 

内転筋は内ももの筋肉です。

 

 

内転筋が硬くなったり、筋肉が上手く使えなくなったりしてしまうと股関節に負担をかけると考えます。

 

 

では、ここからなぜ内転筋が変形性股関節症に影響があるかを説明します。

 

まず股関節には適合曲面(股関節のはまりが良い角度)があります。

 

画像:プロメテウス解剖学アトラス解剖学総論/運動器系 第2版より引用

 

股関節が曲がっている状態だと、外転(身体の中心から脚を外へ開く動き)外旋(脚を外へ捻る動作)

 

股関節が後ろへ伸びている状態だと、外転(脚を外へ開く動作)内旋(脚を内へ捻る動作)

 

 

逆に股関節のはまりが悪くなる動きは、内転(身体の中心に向かって脚を内へ閉じる動き)という動きになります

 

何を言いたいかといいますと、

内転筋が硬くなってしまうと、股関節は内転位になりやすくなり、股関節のはまりが悪くなってしまいます。

その状態で生活をしてしまうとより股関節に負担がかかり、もしかしたら変形性股関節症の原因になったり、痛みを強くしてしまう原因になってしまうということです。

 

 

 

③改善方法はあるのか

 

先ほどの説明で内転筋へのアプローチは重要だということは少しでも伝わりましたか?

 

ただ、

どのようにアプローチをすればよいかわからない方がほとんどだと思います。

そのような方は以下のようにアプローチをしてほしいです。

 

リリース(ほぐし)→ストレッチ→トレーニングです

 

なぜこの順番なのか?

 

①硬くなっている筋肉を柔らかく動かしやすくするためにリリースを行う

②柔らかくなった筋肉を正しい長さに戻すためストレッチを行う

③適切な状態で筋肉が力発揮できるようにトレーニングを行う(筋力で正しい姿勢を保持できるように)

 

この順番で1日2~3回行うようにお願いします。

 

やり始めてすぐ痛みが無くなる方もいれば、ほとんどの方はすぐに痛みは無くならないと思います。

なぜなら何年、何十年と股関節に負担がかかりやすい姿勢や身体の使い方になっているからです。

その癖をすぐには取り切ることはなかなか難しいことです。

だいたい人間の身体は3か月前後で変化すると言われています。

最低でも3ヶ月は続けてほしいです。

 

とにかく継続が大切になります。

痛みを無くすには根気強く続けることです。

 

私たちはあなたと一緒にあなたのお悩みを改善したいです。

是非痛みがある方はご相談ください。

 

 

 

ARCH Village

名古屋市名東区宝ケ丘285 藤が丘スカイマンション1階

℡ 052-773-2990

アスレティックトレーナー 遠藤佑弥

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