【コラム】名古屋市名東区にお住いの女子高校生が悩む腰痛!!
こんにちは。アーチヴィレッジの松島 研也です。私は、柔道整復師の資格を取得後、痛みの根本を取り除くことに特化したトレーニング施設である静岡県浜松市のアスリートヴィレッジにて痛みやケガで困っている多くの方の施術・トレーニングを診させていただきました。現在は同グループの痛み専門のパーソナルトレーニング施設であるアーチヴィレッジ名古屋名東店にてトレーナーをさせて頂いております。
今回は女子高校生の腰痛についてお話させていただきます。
☑腰椎椎間板ヘルニア
皆さん一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
授業中、座っていられないほどの腰の痛み。
お子さんがそのような状態で毎日を過ごしているのを見てご本人はもちろんそれ以上に心配をされている親御さんがご相談にいらっしゃいます。
☑腰椎椎間板ヘルニアとは?
腰や臀部が痛み、下肢にしびれや痛みが放散したり、足に力が入りにくくなります。
背骨が横に曲がり(疼痛性側弯)、動きにくくなり、重いものをもったりすると痛みがつよくなることがあります。
椎間板は線維輪と髄核でできていて、背骨をつなぎ、クッションの役目をしています。その一部が出てきて神経を圧迫して症状が出ます。
※公益社団法事人日本整形外科学会HPより引用
上記HP内にさらに詳しく載っております。下記URLをご参照ください。
病院でしっかりと検査をしていただき【腰椎椎間板ヘルニア】と診断をされている場合ヘルニア自体は間違いなくあるということです。
では未だ10代の女子高校生がなぜこのようなヘルニアまでになるのか?
をご説明させていただきます。
キーワードは《小・中学生+スポーツ》です!
①体の特徴
成長期の時期に身長が急激に伸びたり、女性特有の関節弛緩性(関節が柔らかい)がある。
小学生高学年・中学生(=成長期)のころから腰痛が出始めた。
②競技特性
☑陸上 ☑サッカー ☑水泳 ☑テニス ☑バレー ☑バレエ ☑バレエ ☑フィギアスケートなど腰
の曲げ伸ばしや捻りをよくするスポーツをやっている
主に2つの要素があげられます。
体の特徴として
・腰椎部が過度に動きすぎてしまっている
・股関節が硬くなってしまっている
このような状態になっていることが多いです。
例えば
授業中、身長が伸びているのにかかわらず《机の高さ、イスの高さ》は変わらないため骨盤・腰を丸めて高さの調節を行います。
この姿勢が毎日6時間続くとすると椎間板に圧迫するような力がずーっと加わっていることになります。
6時間同じ姿勢をしていたのち放課後部活動やクラブに出かけスポーツにてしゃがみ動作や捻り動作を行います。
☑ 腰・骨盤が丸くなり過度に動きやすい状態
☑ 股関節が固まっている状態
このような状態が繰り返し行われることで腰への負担が過度にかかり《腰椎椎間板ヘルニア》のような状態にまでなってしまうのです。
中学生は部活やクラブを引退後受験に向けて座る時間が長くなりより姿勢の悪化を招きます。
今までスポーツでつけてきた筋力の低下も重なりこれらが腰痛の症状を強くする要因となっていきます。
このような症状でお困りの方は以下の3つをチェックしてみてください。
①前屈
写真のように
☑ 前屈をした際に腰の曲がりが強くなっていないか
☑ 股関節の曲がりが悪くないか
②横から見た姿勢
写真のように
☑ 上半身に比べ骨盤(お腹)が前に出ていないか
③椅子に座った姿勢
写真のように
☑ 骨盤・腰が丸まっていないか
☑ 上半身(背中)を反っていないか・丸まっていないか
以上を確認してみてください。
この3つが当てはまる方は
股関節の動きを改善することで腰痛の症状が和らぐかもしれません。
股関節の動きを改善するストレッチを一つご紹介いたします。
股関節の内側をストレッチする方法です。
写真と動画を参考にやってみてください。
《内転筋ストレッチ》
動画はコチラ👉内転筋ストレッチ
最後に腰椎椎間板ヘルニアでも痛みがヘルニアそのものが原因でないことも多くあります。長く続く腰痛がありましたら一度姿勢や歩き、関節の動きをしっかりと確認することをおすすめ致します。
一つの例として参考にしていただければ幸いです。
痛みのお悩み相談も受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。
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松島 研也
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