浜松市でバレーボールをしている学生必見!!スパイクを強く打つためのトレーニング
こんにちは、Athlete Village浜松の椋本です。
私は、静岡県、愛知県、沖縄県を中心に店舗を展開するアーチフィジカルケアグループのAthlete Village浜松に務めております。
私は、アスレティックトレーナーの資格を持っています。
アスレティックトレーナーとは、主に運動指導を得意とするスポーツトレーナーの資格の1つです。
Athlete Village浜松では、姿勢の評価を行い痛みの原因を説明し、その方にあったリハビリやパフォーマンスアップトレーニングの指導を行っています。
今回は、バレーボールをしている学生に、
「スパイクが強く打てるようになる!」
ためのトレーニングを紹介します!!
ママさんバレーをしている方にもオススメのトレーニングです!!
Contents
スパイクのフォームについて
まずは、スパイクについてお話しますね。
スパイクのテイクバックは大きく分けて3つのフォームがあるのをご存じですか?
①ストレートアームスイング
*女子選手に多く、滞空時間が短い選手に多い。
②ボウ&アローアームスイング
*ミドルの選手のようにテンポの速い攻撃をする選手に多い。
③サーキュラーアームスイング
ウイングスパイカーのようにテンポの遅い、滞空時間の長い選手に多い。
引用:https://youtube.com/@sdvolleyball2019
このフォームの共通点は、
「捻る」
動作があるということです。
捻る動作について
次に、「捻る」動作の説明をしていきます!
身体の中で「捻る」役割をもつ関節の1つとして
「胸郭」
という部分があります。
胸郭について
胸郭というのは、
胸の後ろの背骨「胸椎」、
あばら骨「肋骨」、
胸の骨「胸骨」の3つから成り立っています。
胸椎は、12個の骨が1つ1つ動くことで背骨全体を大きく動かすことが出来ます。
胸椎1つの動きが出にくくなると可動域が狭くなってしまいます。
この胸椎に肋骨が付き、更に胸骨が付きます。
これらの骨でドーム状の関節を作ります。
この関節が上半身の「捻る」役割をしています。
胸郭を捻る動きとは、このような動きです。
胸郭の捻りが少ない場合のリスク
胸郭の「捻り」が少ないとどうなるか、、、
ケガに繋がります。
よくあるのが、
①肩のケガ
『捻る』動きが出ないため
肩に過度なストレスが加わり痛みとなりやすいです!
他にも
②腰のケガ
『捻る』動きが出ないと
腰が胸郭の動きを代償するため痛くなりやすいです!
これでは、ライバルを追い越すつもりが
ケガをして「試合に出られない」
となってしましいます。
なので、ストレッチやトレーニングをして
動きが小さくならないようにしたいです!
そして、ケガをせずに
今よりも強いスパイクを打つために胸郭の「捻り」を強化させましょう!
胸郭の動きを確認する方法
では今から、実際に
自分の「胸郭」がどれぐらい動くのか確認してみましょう!
この後、お伝えする2つのトレーニングをした後に変化があったか再確認します!
≪確認方法≫
椅子に座ります。胸の前で手を組みます。
お尻が動かないように上半身を捻ります。
お尻が動いていてはダメです↓
今の動きを覚えておいて下さいね!左右差や見えている景色を覚えておくと分かりやすいです!
捻りやすくなるトレーニング方法
では、トレーニングやっていきましょう!!
トレーニング①
1)片膝立ちをします。
2)膝を立てている側の手を上げます。
3)反対側の手は膝の下を通します。こんな感じです↓↓
しっかりと上半身を捻りながら手を膝の下に通していきます。
4)肘を床につけます。
*肘がつかない方は途中までで大丈夫です!
5)片膝立ちに戻ります。
左右10回2セット繰り返します。
物足りない方は、
上げている手の方に重りを持つと強度を上げることが出来ます!
トレーニング②
1)横向きで寝転がります。上の足を体の前に持ってきます。膝に手を乗せます。
2)曲がっている肘を伸ばしながら、肩を入れて上半身を捻ります。
*顔の向きも意識することでより大きく捻ることが出来ます。
3)肘を曲げ上半身の位置を戻します。
左右10回2セット行います。
2つのトレーニングを行った後に捻る動きを再確認してみて下さい。
動きやすくなっていますか?
変化が少ない場合でも継続し続ければ、
次第に大きく動くようになってきます!
このトレーニングは練習前のウォーミングアップとして行うことで、胸郭の「捻る」動きが出やすくなります。
そのため、強いスパイクが打ちやすくなります!!
新学期が始まる前に
ライバルと差をつけましょう!
まとめ
胸郭の「捻る」動きは、
スパイク中に出来なければ、意味がありません。
ですので、身体に覚え込ませるために毎日継続行って下さいね!
他にもプレイ中の悩みやトレーニング方法が知りたい方はLINEからの相談も受け付けています。
お気軽にご連絡下さい!
最後まで読んできただきありがとうございました。