[コラム] 浜松市で変形性膝関節症と診断されたあなたへ

こんにちは、Athlete Village 浜松の遠藤佑弥です。

 

私は、静岡県、愛知県、沖縄県を中心に店舗を展開するアーチフィジカルケアグループのAthlete Village 浜松に務めております。

 

私はアスレティックトレーナーの資格を持っています。

 

アスレティックトレーナーとは、主に日常生活の質の向上、怪我のリハビリ、パフォーマンスアップなどの運動指導を得意とするスポーツトレーナーの資格の 1 つです。

 

 

今回は「変形性膝関節症」についてお話していきます。

 

変形膝関節症と診断され、手術を勧められているけどしたくない。

 

手術をしなくても、

 

歩いている時の痛み、

 

階段の痛み、

 

日常生活での痛み、

 

などを無くしたいと思われている方がいらっしゃると思います。

 

まず、

 

変形性膝関節症は何かを説明します。

 

変形性膝関節症とは、年齢、体重、筋力、姿勢、などが影響し、膝の軟骨がすり減り、膝に強い痛みを生じる症状と言われています。

 

また、内側型と外側型があります。

 

日本人の多くは内側型です。

 

なので、今回は内側型について説明します。

 

内側型は、

 

名前のまま、膝の内側の関節軟骨がすり減り、関節が狭小化してしまいます。

 

また、内側型はO脚の方に多い傾向です。

画像 https://www.jinko-kansetsu.com/ask/219/ より引用

 

上記の画像を見てください。

 

膝関節の外側は関節が広がり、内側は狭くなっていませんか?

 

この状態のまま、歩いたりするとより内側に体重がかかり、圧迫されてしまいます。

 

O脚が原因で、内側の軟骨がすり減り、膝が変形し、痛みを出していると考えます。

 

では、なぜO脚になってしまうのか。

 

姿勢が関係してます。

 

日本人はsway back姿勢と呼ばれる姿勢になりやすいです。

 

sway back姿勢は、骨盤が後傾(後ろに倒れること)、前方突出(前へ出ていること)、後方荷重になっている姿勢のことです。

 

骨盤が後傾がポイントになります。

 

骨盤が後傾すると大腿骨(太ももの骨)と、脛骨(すねの骨)は外へ回旋します。

 

画像:変形性膝関節症やO脚による膝内側の痛みの原因と対策方法 | 障害予防推進会 (shougaiyobou55.com) より引用

 

画像のように、外へ回旋すると、O脚になりやすいです。

 

また、変形性膝関節症の方は、膝が捻じれていることが多いです。

 

画像:https://washizawa-seikeigeka.com/news/2021/10/08/膝の痛みとo脚の関係について/より引用

 

大腿骨(太ももの骨)に対して、脛骨(すねの骨)が外側を向いていませんか?

 

先ほど、

 

骨盤が後傾すると、大腿骨と脛骨は外へ回旋すると言いました。

 

大腿骨と脛骨が一緒の方向(外側)に回旋しているから捻れるのはおかしいと普通は思います。

 

では、なぜ膝か捻じれているでしょうか。

 

それは、

 

大腿骨に対して脛骨の方が外へ回旋している量が多いからです。

 

1枚目は正面を向いた膝です。

 

2枚目は大腿骨と脛骨が同じ角度で外へ回旋してます。

3枚目は大腿骨に対して、脛骨が外に回旋しています。

2,3枚目は同じ方向に回旋していますが、3枚目は捻れがありませんか?

 

この捻じれがあると、より膝の内側が圧迫され、軟骨がすり減り、痛みの原因の一つになります。

 

今までの説明で「軟骨がすり減る」から痛みを感じる、と思われる方がいらっしゃると思います。

 

しかし、

 

軟骨には神経がなく、いくらすり減っても痛みは感じません。

 

では、なぜ痛みを感じるのか。

 

軟骨がすり減ると、軟骨自体がトゲトゲします。

画像:膝・股関節 代表的疾患・手術方法 整形外科 診療科のご案内 国際医療福祉大学市川病院 (iuhw.ac.jp)より引用

 

軟骨がトゲトゲしているため、軟骨の周りにある組織(滑膜や関節包など)が傷つけられ炎症し、痛みを感じるようになります。

 

軟骨がトゲトゲしていなければ、周りの組織を傷つけることはありません。

 

なので、軟骨がすり減らないようにしなければなりません。

 

改善方法は、2つあると考えます。

 

1,膝の捻じれをなくす。

 

膝の捻れを無くさないと、より内側が圧迫され、軟骨がすり減りトゲトゲし、周りの組織を傷つけてしまいます。

 

私たちは筋膜リリースと言って、固まってしまっている筋肉をほぐしながら身体の姿勢を改善していきます。

 

2,姿勢を改善し、身体の使い方を変える

 

ただ、捻じれを改善しただけでものすごく良くなるとは言い切れません。

 

そもそも、

 

痛みが出たということは、膝へのストレスを強くするような姿勢や体の使い方が影響しています。

 

なので、

 

姿勢を改善し、身体の使い方を正しくしなければなりません。

 

そのために、

 

リリース(ほぐし)、ストレッチ、トレーニングをおこなっていきます。

 

また、簡単にできるトレーニングもお伝えし、ご自宅でもおこなってもらいます。

 

このように、継続して姿勢と身体の使い方を良くし、痛みを減少させていきます。

 

変形性膝関節症の方は、膝に負担がかかる状態です。

 

膝負担をかけないために、普段の生活での姿勢や身体の使い方が大切になります。

 

姿勢や、身体の使い方を変えるだけで、手術をしなくても、痛みを軽減する方法があるかもしれません!!

 

膝の痛み以外にも腰、股関節など、どんな痛みにもご対応させてもらいます。

 

お身体に痛みや悩みがある方は一度ご相談ください。

 

いつでもお待ちしております。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

遠藤佑弥

 

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