運動をするとすぐに転びやすい子。転びやすい理由と改善トレーニング!

こんにちは、Athlete Viilage浜松の中川直紀です。

 

     

私は鍼灸師の資格を持っており、静岡県や愛知県を中心に店舗展開をしているアーチフィジカルケアグループのAthlete Viilage浜松、アーチ鍼灸整骨院で勤務しています。

 

そして、高校サッカーチームのトレーナー帯同やランニングイベント、バレーボールトレーニングなどを開催させて頂いております。

 

 

       

『うちの子、運動をするとすぐに転びやすいんですよー。』

普段、カウンセリングなどでお悩みを聞いていると意外とよく聞くこのセリフ。

みなさんのお子さんや周りのお子さんにもこのようなお子さんはいませんか?

 

確かに、同じように運動をしているだけなのによく転ぶ。

走っているだけなのに、よく転んでしまう。

そのようなお子さんは多いように思います。

 

では、その理由はなぜなのか?

速く走るためのトレーニングはこちらをどうぞ。

 

『運動神経が悪いのか』

『運動が苦手』

『運動不足』

 

などなど、よくこのような理由が思い浮かぶのではないかと思います。

コーディネーション能力とは?

では、実際に運動神経とはなんなのか。

運動が苦手な子と得意な子ではどのようなところに違いがあるのか

 

これは、いわゆる

【コーディネーション能力】

と言われる能力が、養われていないと転びやすい子になりやすいです!

 

その他、

運動神経が悪い。

運動が苦手。

どんくさい。

などなど、このように揶揄されてしまうことになります。

 

では、【コーディネーション能力】とはどのような能力なのか。

 

これは簡単に言うと、バランス能力や空間認知能力などその場の状況に身体が自然と反応して対応出来るような能力のことを言います。

 

そのため、この能力が養われていないと転びやすくなってしまったり、運動が苦手になってしまいます。

 

この【コーディネーション能力】を細かくかく分けると、7つに分けることができます。

 

①定位能力

位置関係を把握する能力のことで、空間認知能力とも言います。

キャッチボールなどがこの能力のトレーニングとして効果的です!

 

 

②変換能力

動きを切り替える能力のことで、歩いている状況から方向転換をするなどです。

運動中でいうと、相手や状況の変化に応じて動きを切り替える能力です。

 

相手に合わせて動くようなミラーリングのトレーニングが効果的です!

③リズム能力

動くリズムやタイミングをつかんだり、誰かの真似をするのがこのような能力です。

 

これは、歌のダンスなどを真似して行うことで養われます!

 

④反応能力

予測できた、あるいは予測できなかった情報に対して素早く対応できる能力です

 

これは、ペアなどでボールを相手に投げてもらったり上から落としてもらい、それをキャッチするようなトレーニングが効果的です!

 

⑤バランス能力

空間や移動中における身体バランスを維持したり、バランスを崩した時に素早く回復する能力です。

 

閉眼片足立ちやバランスディスクなどが効果的です!

 

⑥連結能力

身体全体を必要な動きに合わせて、力やスピードを調整したり手足を別々に効率よく動かす能力です。

 

この能力も複合的な動きが入ったダンスなどが効果的です!

 

⑦識別能力

操作能力ともいい、ラケットやボールなどを視覚情報とあわせて上手に扱う能力です。

 

この能力は、バットでボールを打ったり、ラケットでボールを打つことで養われていきます!

 

 

つまり【コーディネーション能力】とは、以上の7つの能力をどれかひとつではなく動きやその運動に合わせて複合的に使うことができる能力のことをいいます。

 

そのため、定位能力は得意だけど、変換能力が苦手。

などなど、その子によって得意な能力、苦手な能力があります。

転ばないためのトレーニングや改善方法について

転ばないようにするには、その子が苦手な能力を伸ばしてあげるようなトレーニングを日頃やってみたり、様々な要素が入った運動を毎日15分でも続けてみると改善されてきます!

 

特にこのようなトレーニングは、小学生くらいまでが1番養われやすくなっています。

その理由については、こちらの記事をどうぞ。

 

子どものうちは、いろいろな運動をさせると良い。

などとよく言いますが、それはこのような理由からずっと野球だけをやる。

サッカーだけをやる。

などよりも、いろいろな動きを経験させることによってその動きが野球の動きに繋がったり、サッカーの動きに繋がったりするためです。

 

【コーディネーション能力】には、これをやらなければいけない。

という決まりは全くありません。

 

そのため、遊びの中やちょっとした運動を少しアレンジしたり、7つの能力の要素を取り入れるだけで十分なのです!

是非、普段のお子さんの遊びや運動の中でアレンジして楽しんでやってみてください!

何事も楽しむことが1番です!!!

 

家でもお子さんとすぐに一緒にできるトレーニングはこちらの記事をどうぞ。

 

また、各トレーニング内容などのご質問等は各施設で専門的な知識をもったスタッフがあなたにあったメニューを作成することができます。

 

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AthleteVillage浜松

中川 直紀

 
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