【コラム】縄跳び(二重跳び)はトレーニングとして効果的?その疑問解決します。
こんにちは、Athlete Viilage浜松の中川直紀です。
私は鍼灸師の資格を持っており、静岡県や愛知県を中心に店舗展開をしているアーチフィジカルケアグループのAthlete Viilage浜松、アーチ鍼灸整骨院で勤務しています。
そして、高校サッカーチームのトレーナー帯同やランニングイベント、バレーボールトレーニングなどを開催させて頂いております。
今回のコロナウイルスによる自粛期間などがあり、このような質問を数多く尋ねられました。
・学校の部活での自宅でのメニューとして
・家の前で手軽にできそう
・SNSなどでよくやっている人を見るからやってみようかな
などなど
いろいろな理由で、久しぶりに縄跳びをやった人も多いのではないでしょうか。
では、この縄跳び。
多くの人が人生で一度はやったことがありますよね。
確かに、手軽の運動で、屋外であれば1人でも行えて軽い運動としてはとても良いです。
実際にどのような効果があるのか。
縄跳びをするとどのような運動、スポーツにより良いのか。
知らずにやっている人が多いように思います。
なので、今回はその疑問を解決します!
縄跳びの効果とジャンプの種類について
まず、縄跳びはジャンプをします。
そのため、ジャンプトレーニングになります!
それは、大体の人が想像できますよね。
では、実際その中でもどのようなジャンプ。
どのような効果があるのか。
ズバリ!
ジャンプには、大きく分けて2つの種類があります。
1つ目は、立ち幅跳びのような形のジャンプ
つまり、止まった状態からその場で反動などを使って跳ぶジャンプです。
このような形式のジャンプは、純粋な筋力や自身の身体の使い方を活かして跳ぶ事になります。
実際のスポーツ動作で例えると、
バレーボールのブロックジャンプがわかりやすいかと思います。
私たちが、コラムなどでお伝えさせていただいているトレーニングとしては、スクワットジャンプなどがこのような能力を向上させるトレーニングになります。
2つ目は、走り幅跳びのような形のジャンプです。
このような形式のジャンプは、先程のジャンプとは違い地面からの反発をもらってジャンプをします。
このジャンプももちろん、筋力は大事になってきますがそれ以上にいかに地面からの反発を上手くもらえるか。
助走などで得た力をジャンプへ変換できるかがとても大事になってきます。
実際のスポーツ動作で例えると、
バレーボールのスパイク時のジャンプやバスケ、サッカー中に助走をして跳ぶジャンプがこのジャンプになります。
いわゆる多くのスポーツで見られるジャンプの大半がこの形になります。
私たちが、コラムなどでお伝えさせていただいているトレーニングとしては、アンクルジャンプなどがこの能力を向上させるトレーニングになります。
そして、縄跳びもこの形式のジャンプになります!
縄跳びは反発を上手くもらって跳ぶことを意識することで、スポーツ中のジャンプへと繋げられることができます。
縄跳びでおすすめは「二重跳び」!
特におすすめは、二重跳びです。
理由としては、ある程度高く跳ぶこと。
縄を回すスピードも速くなるので、ジャンプの時の接地時間が少なくなるからです。
地面からの反発を上手くもらうためには、なるべく接地時間は長くないほうが良いです。
わかりやすいイメージで言うと、
二重跳びをしていて、着地の時に
『ドンッドンッ!』
と音が鳴っている人と、
『タッタッ』
と静かな音で跳んでいるとどちらが軽く跳べていると思いますか?
実際にやってみるとよりわかりやすいと思います。
これは、なるべく音が鳴らない方が、地面との接地時間が短く、上手く地面からの力を貰えている状態です。
これは、走るときも同様です。
陸上選手のような足の速い人たちの地面に足が接地した時も同じようになっていませんか?
反対に走るのが遅くて悩んでいる人は、走ると大きな音を立てていませんか?
ジャンプはもちろんのこと、走ったりする時にいかに地面からの反発をもらえるかはパフォーマンスのアップに繋がります。
そのため、
ジャンプ力を上げたい。
速く走りたい。
と言う人は、毎日二重跳びをしてください。
回数は、より多くできればできるほど、ジャンプに対しての体力がある事にもなるので多くできると最高です。
是非これから縄跳び(二重跳び)をする場合は、接地した時の音により注目してやってみてください!
また、各トレーニング内容などのご質問等は各施設で専門的な知識をもったスタッフがあなたにあったメニューを作成することができます。
https://www.athlete-village.com/
お気軽にお問い合わせ下さい。
AthleteVillage浜松
中川 直紀