ランニングをしているあなたへ。速く走るためのポイント、身体の使い方お伝えします。
こんにちは、Athlete Viilage浜松の中川直紀です。
私は鍼灸師の資格を持っており、静岡県や愛知県を中心に店舗展開をしているアーチフィジカルケアグループのAthlete Viilage浜松、アーチ鍼灸整骨院で勤務しています。
そして、高校サッカーチームのトレーナー帯同やランニングイベント、バレーボールトレーニングなどを開催させて頂いております。
今回は、ランニングをしているあなたへ贈る、速く走るためのポイントと身体の使い方をお伝えします。
この時期、外を歩いていてもランニングをされている方を多く見かけます。
ランニングは、走る距離や時間にもよりますが何度も同じ動作を繰り返すスポーツです。
そのため、膝や足、様々なところに痛みを抱えている人も多いと思います。
Contents
膝の痛みの方はこちらをどうぞ。
足の痛みの方はこちらをどうぞ。
肉離れよう症状がある方はこちらをどうぞ。
速く走るポイントを獲得出来れば、ランニング中の痛みも改善されてきます。
さて、あなたは走る時になにを意識していますか?
実際にトレーニング指導や、ランニング指導などをさせて頂か時によく耳にする言葉があります。
『膝に力を入れて走る』
『腕を振るようにしている』
などなど。
あなたはどうでしょうか?
では、何を意識して走ることがランニングには大事なのか。
今からポイントをお伝えします。
今回のポイントは3つです!
①体幹(上半身)は真っ直ぐに!
②股関節の挟み込み動作を意識する!
③腕振りは胸郭から!
では、早速解説していきます。
①体幹(上半身)は真っ直ぐに!
走る上で体幹の位置がどの位置にあるかはとても大切です。
体幹の位置によって、床から伝わる力(床半力)の身体への影響が変わってきます。
身体が前かがみ(前傾)しすぎていると、ストップに働きます。
簡単に言うと、せっかく前に進もうとしている身体に対して床からはそのスピードを止めるために力が働きます。
そのため、本来のスピードよりも減速傾向になります。
意外とスピードが速い方にこのタイプが多いです。
では、反対に後ろ重心(後傾)しているとそもそもの重心が後ろなので、前へ進むためには働きません。
真っ直ぐになっている状態が、1番床からの力を前へ進むための推進力として使うことができます。
そのため、その姿勢を保持するための体幹力が必要となります。
②股関節の挟み込み動作を意識する!
ポイント①で挙げた体幹の位置を真っ直ぐにした状態で、股関節の挟み込み動作(前後への動き、ハサミのような動き)を意識することが大事です。
速く走る
ということは、ストライド(歩幅)とピッチのかけ算になってきます。
簡単にいうとストライドを広くして、その動作が速くなると走るスピードは上がるということです。
では、どうすれば意識できるのか。
これは、内転筋(内側の筋肉)を上手く働かせることが大事です。
内転筋は、脚を前に出す時も後ろに蹴り出す時にも働く筋肉です。
内転筋の働きが良くなると、股関節の前後の可動域も増えるためストライドが広がります。
そして、挟み込み動作で内転筋を意識して行い、トレーニングしていくことでスピードアップへと繋がります。
この動きが上手く出来ないと膝や足への負担も強くなり、痛みの原因にもなり得ます。
③腕振りは胸郭から!
走っている人が、とても意識している腕振りですが、腕振りというからには腕を振ることを意識しやすいと思います。
ですが、腕振りを腕だけで振ってしまうと肩の痛みや腰の痛みに繋がります。
では、胸郭とはなにか。
胸郭とは、肋骨などから出来る胸回りのことをまとめて胸郭と言います。
走る時や体幹を捻る多くの動作は、この胸郭の回旋(捻る)によって行われることが大事です。
胸郭の回旋によって、結果腕が振られている状態がランニング時の1番良い腕振りです。
胸郭の回旋が股関節の前後動作を上手く相殺して前に進む推進力へと変わります。
そのため、胸郭の回旋可動域の獲得は非常に大事になってきます。
胸郭の回旋可動域を獲得するためのストレッチ、トレーニングはこちらをどうぞ。
以上の3つのポイント、あなたはどれだけ意識出来ていましたか?
この3つのポイントを抑えていれば、速く走ることも、ランニング時の痛みも間違いなく軽減されます。
それ以外のお悩みや、実際にランニングフォームをチェックしてほしいなどございましたこちらからどうぞ。
走りについてより、詳しく(運動学的観点から)知りたい方はこちらをどうぞ。
是非、3つのポイントを意識して楽しんでランニングを行って下さい!!!
AthleteVillage 浜松
中川 直紀