【コラム】日常生活やお仕事で同じ姿勢が続くときに出る慢性的な腰の痛みが消えない方。 姿勢と腰の痛みの関係性。
こんにちは、ARCH Villageの石井 涼です。
私は、アスレティックトレーナーというリハビリやトレーニングなどを指導する資格を持ち静岡県や愛知県を中心に店舗展開をしているアーチフィジカルケアグループのARCH Villageという痛み専門のパーソナルトレーニング施設でトレーナーをさせて頂いております。
今回は慢性的な腰の痛みについてです。
・洗い物をしている時に腰が痛い
・車を長時間運転した時に腰が痛い
・デスクワークや立ち仕事が続いた時に腰が痛い
このような経験はありませんか。
車の運転で腰に痛みがある方はこちら
整形外科に行ったけど特別、診断名はなく湿布の処方や筋力不足ですねと言われた方が当施設には多くいらっしゃいます。自己流でトレーニングやストレッチをして痛みが中々ひかない。何か月、何年たっても消えない腰の痛み。
実は姿勢の悪さが影響しています。
この写真見るからに悪そうな姿勢をしています。
Sway backと言われる姿勢をしています。
人間の身体には頸椎・胸椎・腰椎と言われる骨が存在します。
頸椎は7個、胸椎は12個、腰椎は5個あります。
そして、頸椎は前弯、胸椎は後弯、腰椎は前弯していてS字になっています。
この構造が破綻することによって腰の痛みが出てきます。
首の痛みの方はこちら
この写真は先ほどの写真に矢印をつけたものです。頭が前に出ていて、上半身が後方へ引けています。
私たちは重力の元生活をしているので、身体はバランスを保とうとして骨盤は後傾(こうけい)と言って後ろに傾きながら前方へ出てきます。
本来骨盤は前傾(ぜんけい)と言って骨盤が前へ傾く方が痛みは出にくい姿勢と言われますが、先ほどの写真のような姿勢は骨盤の後傾です。骨盤が後傾すると骨盤についている前面の筋肉(腸腰筋、大腿四頭筋)は突っ張った状態になり、後面のももうらやお尻の筋肉(殿筋、ハムストリングス)は短縮した状態になり硬くなります。
さらに、このような姿勢の方は腹筋の力がないことが多いです。
腹筋の力がないので身体は重力に耐えられずどんどん腰が丸くなっていきます。
そうなることで、腰の筋肉はピンピンに張った状態になり腰の痛みが出てきます。
また、この姿勢で座るとさらに腰への負担が増大します。
・デスクワークをしている時
・家でテレビを見ている時
・洗い物をしている時
・車を運転している時
皆さん先ほどの写真のような姿勢になっていませんか。
姿勢が悪いことで腰椎椎間板ヘルニアや腰椎すべり症、放置していれば腰以外の股関節や膝に痛みが出る可能性があります。
この姿勢を治すには
・ももうらの筋肉の柔軟性を出すこと
・お尻の筋力をつけること
・腹筋をつけること
などが挙げられます。
もちろん長年腰の痛みがある方は他にもやらなければいけないことは沢山あります。
一つずつ痛みを出している原因を取り除くことがとても大切です。
今回お話ししたように腰の痛みの原因は姿勢の影響から来るものがすごく大きいです。
慢性的な痛みが続く方は放置していては改善するのは難しいです。
ご自身にあったトレーニングやストレッチなどすることが痛みを解決することの近道です。
腰の痛みでお困りの方は一度こちらをご覧ください。
ARCH Village
名古屋市名東区宝ケ丘285 藤が丘スカイマンション1階
052-773-2990
石井 涼
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